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児童発達支援センターで、つくって遊ぶ教室の1日。

スタート準備

一年間一緒に作って遊んだ子供たちが卒園のときを迎えました。振り返ると密度の濃い一年でした。 子供たちからは、いろいろなことを教わった気がします。

手探りのスタートでしたが、授業の方向はそれぞれの子供の個性のぶつかり合いから生まれたと思います。

ペインターに喩えると、ある子はキャンバスに静かに置いた絵具が滴り落ちる道筋をじっと観察し、別の子供は、ピカソの様に、完成した絵の上からどんどん絵具を塗り新しい絵を描き始めます。また別の子は、他の画家にどんな絵を描かせようか、手持ちの絵をどんなふうに飾って愉しもうか考えています。これらの個性は簡単に溶け合うことはありませんし打ち消し合うわけでも無く、授業のその都度、誰かの個性でその日の遊びが光りを放ちました。

次のスタートまでしばらく時間がありますが、いったいどんな個性に出会えるか今から楽しみです。

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