marihasami's blog

maruihasami’s blog

児童発達支援センターで、つくって遊ぶ教室の1日。

初めての授業

事前に決めたこと

素材として新聞紙を、道具としてはさみとセロテープを用意。前半は作ること、昼食を挟んで後半はつくったもので遊び倒すこと。 導入のために用意したもの。角を少し丸くした風船状の立方体。新聞紙製。

教室の様子

1.午前
最初、子供もこちらも様子見をしている感じだが、新聞紙を机の上に広げると手を出して、関心を示す。用意した立方体にも関心を示すが、全員が一緒に作るのは難しいと判断する。1歳代の子以外ではさみを使えそうなので、まず切ることをやってみる。

瞬く間に切り紙が散乱する。散らかりきったところでテープでつないだらどうなる?と問いかけて片っ端からつないでいく。かなり長く繋がったところで引きちぎり始める。

紙の立方体も切られてしまった。その後、年長の子が同じ箱を作りたいと言ってくる。箱を一緒に作り直すと、自分のものとして扱っていた。

2.午後
体育館にて、昼休みの間に床に24枚ほど新聞紙をプール状につないで設置。子供達は新聞の上に入り足で確かめるように歩きまわる。新聞が破られ、その切れ端を持って体育館中走りまわる。ひとしきり走り回った時点で、立方体にカラフルな毛糸をつけてひっぱって宙に浮かすとそちらに関心が集まる。

終わりの時間が近づくと、体育館の床中に新聞の切れ端が散乱している。ただ集めるのは退屈な作業になるので落ちてる切れ端を捻って一箇所に集め始める。捻った切れ端を丸く並べると子供達がその中に入って座った。大人が入ろうとするとダメ出しする。捻れた紙で紙相撲に熱中する。

道具

セロテープをテープカッターで切るとき、テープの端をつまんだ手の動かし方を習得していない。 →無理矢理引きちぎろうとする。テープが外れてしまう。 少し練習して切ることが楽に行えると、作ることのハードルが下がるはずだが。

次回以降への見通し
  1. 道具の使い方を遊びながら身に着ける。
  2. 道具を子供に合わせて工夫。
  3. 簡単な見本から入る。
  4. 子供の反応をさらに見て遊びを作る。