marihasami's blog

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児童発達支援センターで、つくって遊ぶ教室の1日。

ゴールをめがけて

準備したもの:大型段ボール

午前中、スタジオにて

 大型の段ボールの板から必要な図形を切り出してピラミッドを作る。次に大型の段ボールのケースの広い面にマジックでいっぱいに螺旋の図形を手書きする。螺旋に沿って段ボールカッターで子供と一緒に切り込みを入れていく。さっきのピラミッドの頂点を螺旋の中心に下から当てるようにセットする。これで山から降る時計回りの旋回コースができる。  部屋の別の場所でピラミッドを切り抜いた後の段ボールを無駄なく使いまっすぐにつないで直線のコースが作られる。それぞれのコースでボールや樹脂粘土の球を転がすゲームがスタート。

午後、体育館にて

 直線のコースと螺旋のコースを連続させて、ひとつながりの変化のあるコースを作る。 直線のコースのスタート地点を窓枠に接着して直線の終点を螺旋コースの頂点部分につなげる。直線から螺旋に移るときに球の動きが早くなりすぎないよう直線部分を調整しながらセットする。子供たちは、樹脂粘土球やピンポン球を2人で同時に転がして順位を競い始める。段ボール製のコースは各所でうねりや段差ができていてイレギュラーな動きが生まれている。そのためコース前半先頭を転がっていた球が途中で後続者に追い抜かれて順位が入れ替わったりする。早く動いたり止まりそうになったり、毎回少しずつ違った転がり方をするところがおもしろい。


spiral