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児童発達支援センターで、つくって遊ぶ教室の1日。

毛糸とバイク

用意したもの:車のハンドルぐらいの大きさの段ボールの車輪

午前中

用意した車輪に加えて自動車のタイヤぐらいの大きさの段ボールの車輪をつくる。シッカロールの蓋のような形。 子供からバイク作ってという言葉がでる。

車輪を作りながら、子供にカッターの使い方を指導。だんだん慣れてくるが、こちらもつい注意喚起する事が多くなり、「やっぱりハサミにする」とやめてしまった。まあ、また少しずついろいろできるようになったらいいだろう。

午後、体育館

昼休みに大ぶりな日傘ぐらいの大きさの車輪を作り午前中に作った作物といっしょに体育館に持ち込む。 さっそく転がして動きを試しながら遊ぶ。 中盤に毛糸や風船も持ち込んで、車輪につけて引っ張って遊ぶ。

終盤、またバイク作ってといわれるが、リムだけでできた形の車輪をどうアレンジするか。なかなか難しい。すると、子供が毛糸を手に持ってバイク作るという。毛糸でバイク?こちらが怪訝そうにしていると、毛糸を長く伸ばしはじめて床に置き、手の平で端を抑え伸ばせば数メートルになる先を私に渡し引っ張れという。引っ張ると自然と毛糸が手の平からすり抜け、その反動で長い距離を飛翔して、まるで生き物のように見えた。バイクだよと得意そうな表情。

その後、交代して私が押さえる番に。が、意識的に手を離す動作をしてしまい上手く行かず、毛糸は勢いよく動かなかった。子供から先生ダメだよとすかさず指摘される。なんとかもう一度試しうまくいく。子供からものを教わるのは何より楽しい。

今日も思いっきり動き、遊んだ。 帰り際に毛糸を体育館の器具に結んで時間になっていた。