marihasami's blog

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児童発達支援センターで、つくって遊ぶ教室の1日。

テツの夢

f:id:maruihasami:20200531223519p:plain今日も午前午後ともスタジオで過ごしました。

午前中は先週作った牛乳パックの車両に合わせる台車部分を作りました。材料は①牛乳パックを縦に半分に切ったもの。車輪は②ペットボトルのふた。軸は③竹ひご。④ストローに竹ひごを通す。 これを①の牛乳パックの内側の前後2箇所に固定。進行方向に糸を付けて、あとは車輌を載せるだけ。 早速試運転スタート。並行してストローをつないでテーブルのうえに線路を敷いていく、短いトンネル、鉄橋(紙製)ができる。 午前中だけでもかなり手を広げていた。

お昼を挟んで午後からは、駅や車庫などに取り組みながら、車輌や台車ふやしていった。

ミルクホワイトの客車

今日午前午後ともスタジオで過ごしました。

最初に牛乳のパックを裏返しにして、印刷のある面を内側に白い面を外側にします。 この作業を見ていた子供は、準備室から別の牛乳パックを持ってきて、これを裏返しにしたいと言います。 一緒につくることにしました。テープが目立たない様できるだけ丁寧に貼ります。 白く長い箱ができれば、あとはそう、電車に見えてきます。ライトや窓、ラインを描き込み出来上がり。 f:id:maruihasami:20200524201648j:plainf:id:maruihasami:20200524201727j:plainf:id:maruihasami:20200524201815j:plain

午後いろいろな物の凹凸を薄手の紙に色鉛筆で次々に写しとる遊びが始まりました。石や扇風機のカバー(?)など。 ハサミは輪郭を写してから写した紙ハサミの形に切り抜き本物と同じ色を塗りました。

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残念ながら、作ったハサミ(紙製)が撮れていませんでした。うーん

木の葉ヒコーキ

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新学期がスタートしました。

用意したもの:色画用紙、色紙

午前中、スタジオにて

はじめての子供たちと対面。恥ずかしそうに名前を教えてもらって授業がスタート。

色紙や色画用紙をつないで輪っかをいくつか作っておいた。いろんな色の輪っかをいくつかに折りたたんで重ねて、所々にハサミで切り込みを入れる。それを開くと同じ切り込みや窓が入った輪っかができあがる。色鉛筆で色もつける。さらに輪っかを切り離して色画用紙ははお団子や飛行機になった。

午後、体育館にて

午前中に作ったものを持ち込んで体育館のマス目を使ってサイコロ状の作品をマスを狙ってすごろくのように投げたり、一面ずつ文字を書いたり、丁寧に遊んだ。


konoha

スタート準備

一年間一緒に作って遊んだ子供たちが卒園のときを迎えました。振り返ると密度の濃い一年でした。 子供たちからは、いろいろなことを教わった気がします。

手探りのスタートでしたが、授業の方向はそれぞれの子供の個性のぶつかり合いから生まれたと思います。

ペインターに喩えると、ある子はキャンバスに静かに置いた絵具が滴り落ちる道筋をじっと観察し、別の子供は、ピカソの様に、完成した絵の上からどんどん絵具を塗り新しい絵を描き始めます。また別の子は、他の画家にどんな絵を描かせようか、手持ちの絵をどんなふうに飾って愉しもうか考えています。これらの個性は簡単に溶け合うことはありませんし打ち消し合うわけでも無く、授業のその都度、誰かの個性でその日の遊びが光りを放ちました。

次のスタートまでしばらく時間がありますが、いったいどんな個性に出会えるか今から楽しみです。

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灯台

用意したもの大型の段ボール箱

午前中、スタジオにて

六角錐の上の方を取り除いた上でやはり六角錐の屋根をつけた灯台を作る。灯台の下のほうに子供がギリギリ入れるような入り口を設ける。中も1人用の大きさ。みんな出入りしたいので反対側の面に縦長の大きな入り口を付け足す。

午後、体育館にて

午前中に作った灯台とさらに家の形をした箱2つを持ち込んで遊び始める。皆自分がどれか一つに入ると、すぐ別のハウスが気になるようで、3っを行ったり来たり。やはりサイズが重要で、子供が入ると灯台に見えるが大人の場合服を着ているのように見える。子供用としては上方の窓から顔を出せるぐらいにもう少し低くすればよかったかも知れない。ただし遊びの時間中にこの修正は出来なかった。


a Lighthouse