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児童発達支援センターで、つくって遊ぶ教室の1日。

幻の大きな鳥の巣

用意したもの、バランスボールぐらいの大きさのゲージ状のもの(形態は北京五輪の通称鳥の巣に似ているため、以下鳥の巣と称す)。段ボール製。

午前中、スタジオにて

さらに大きな鳥の巣を作るために段ボールを切り繋いで帯状のものを何本かつくる。

その間ソフトなトイレットペーパーの芯に切り込みを入れた子供の作物などが出来上がる。

道具に関心を持った子にはカッターの刃の取り替え、ホッチキスの扱いを教える。使用済みの刃や針のしまい方も聞いて自分で積極的に片付けるようになったのは良かった。

昼休み、段ボールの帯を環状に繋いだものを組み合わせて鳥の巣の拡大版を作ろうとするが、強度が足らないので体育館の傍らにある牛乳パックを繋いだものを3本借りて十字に組んで補強する。

午後、体育館にて

バランスボール状の小さい鳥の巣と、鳥の巣というより宇宙ステーションの廃墟?のような大きめの物体、それに余った段ボールの帯が子供たちを出迎える。

果たして、一番に触れて遊んだのは、余った段ボールの帯だった。四角い形にして窓になったり、ソリになったり、短くちぎれてもふたつに折って鳥のくちばしに見立てて遊べたりといった具合。

小さな鳥の巣は、牛乳パック製の棒でホッケーのようにたたいて飛ばすと柔らかく弾む。

この後、牛乳パック製の柱でチャンバラごっこになり、鳥の巣になり損なった大きな作物も引き回して、ちぎられバラバラに。

終わってみると、残ったのは小さい鳥の巣だけだった。