marihasami's blog

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児童発達支援センターで、つくって遊ぶ教室の1日。

みずがめ、たおせ。

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見方次第でいろいろなものに見える大きな円筒形の容器を前に、中を水でいっぱいにしたいと青色のヨーグルトの容器を山ほど持ってきて、中に詰めていく。そして水の器につけたひもを引っ張り、中身をすっかり空けてしまいたいという。 結構な重さでもあり、実現する機構は大人が手助けした。 子どもの美しい詩的な想像力。

短い空の旅


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テーブルの上にダンボールの滑走路。透明な卵の容器をグライダーの機体に使い、長い翼はダンボール製。機体の先端に穴を開け毛糸を通し壁に向かって伸ばし、ガムテープの芯で手前に折り返し、そこから十分伸ばした先を手で引っ張って、勢いをつけて前方へ飛ばす。

午後、体育館デビュー。午前中に作ったものや、遊びに使えそうなものを持ち込んでスタート。途中壊れたダンボールのテントを修理している間に、子供がグライダーをつかんで体育館から出て行ってしまう。スタッフがついていくと、暖かそうな絨毯のある部屋に戻っていた。体育館で、心置きなく遊んで欲しいところだが、もう少し時間が必要なようだ。


Flight

何が釣れるの?

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新しいメンバーと教室が始まりました。

ダンボールでモノレールの軌道2本を並行につくる。車両は牛乳パックな空き箱を利用。さてこれをどう動かすか? そうしているうちに、子どもが美術室に入ってきた。 子どもの視線は床に無造作に置かれた自分の背丈の倍ぐらいの長さの厚みの薄いダンボールの箱にひきつけられている。 一瞬、何でも出来る、何を作ってもよいという空気が教室に醸し出されたように感じた。 モノレールの車両が上りを動かせば下りも逆方向に向かうように、紐で2つを繋いでいく。そうしてるうちに子どもは、ダンボールを船に見立てて、釣りをはじめる。
ここでお昼を挟んで午後の部。 そこから、モノレールの車両にダンボールでつくったサメのヒレを取り付けてみる。もう片方にもヒレを付けたくなって、とりつける。 これにひかれてダンボールの舟に乗った釣り人が近づいてくる。行ったり来たりする2匹のサメめがけてエサのついた釣り糸をあわせ続け、教室に歓声が響いた。


Up and down

宙の散歩

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午前中、スタジオ にて

朝。玄関で園児が見せてくれたカボチャの折り紙から立体のカボチャを作り始める。子供は牛乳の紙パックにマジックで窓やラインを描き入れ電車を作っている。 別々に作業が進むうち、子供が近づいてきて「なんで真ん中に穴が空いてるの?」と聞いてくるので、「紐を通して滑らせる!」と答え、午後の遊びの方向が決まる。

午後、体育館

ロープウェー、電車型、カボチャ型? まずビニールテープ紐の端を大人が横に手を伸ばしたほどの位置で柱につなぎとめ、そこから床に向かって斜めにおろして床に固定する前に客車のなかを潜らせたり、別の車体をバッグの手提げ状に紐で吊りそこにロープ代わりのテープ紐を通す。 高い位置から客車を滑らせると、あるものはスルスルと、あるものは弾むような動きをしながら降りて行った。 体育館に歓声が響いた。


Ropeway